シャドーイングは効率かつ効果的な英語学習です。しかもリスニングだけでなく、スピーキングのトレーニングも同時にできます。
やり方は簡単ですが、実際にやるのは難しいです。まずは音声ファイルを聞いて、後からついてくる影のように真似します。
シャドーイングの順序は
1まず英語の音声ファイルを選びます。原稿と音声が揃っていればなんでも良いですが、ちょうど良いと思ったものよりもう一段簡単なものから始めるのがおすすめです。
2音声を聞きます。音で聞いて、原稿を読んで単語、文法、発音や抑揚などを確認します。よかったら発声しないけど口を動かしてみてください。それだけでもそれなりに大変です。
3原稿ありのシャドーイング
原稿ありで、耳と目で追いながら音声ファイルを追いかけるように真似します。決して同じ音を作るのではなく、意味を考えながら話すようにしてください(意味を考えていないとリスニング、スピーキング力が伸びません)
4原稿なしのシャドーイング
3を原稿なしで行います。聞いている時、話しているときに意味を捉えられているかチェックしてください。意味を考えずにやみくもは効果が半減です。
英語と日本語では口の形は筋肉の使い方が異なるものがあります。そのため、スピーキング練習をしても初期の頃は思うように話せなくて自信を失いがちです。
スピーキングは続けていれば必ず上達します。
例えば、
Get on the busを「ゲット オン ザ バス」と単語ごとに区切って発音すると少し不自然な感じがします。
シャドーイングで聞こえた内容をそのまま真似すると「ゲトン ザバス」というように聞こえてきます。(決してカタカナ英語で覚えないでください)。
英語の前置詞には on, in, of, at, about, above など母音で始まるものが、これらは前の単語の終わりとくっ付いて発音することが珍しくありません。
他にも、out, up, awayなど副詞の中にも同じことが言えますので、ネイティブがどのように区切っているか確認しながらシャドーイングを練習してみてください。
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